送り出し機関も含めて、どの会社も新規事業を作っていくしかない。

ベトジェットが9月15日までの運休を決めたと発表がありました。ベトナム航空も同様になってくるのではと思います。

私の当初の予想は、楽観的なシナリオで10月、悲観的なシナリオでは東京オリンピックの後(開催されれば)だと考えていました。

送り出し機関としてはそれまでほぼ収入が全くない状態にもなり得るので、会社によっては大量解雇するところもあれば、授業料だけでもとって稼ごうと学生を集めているところもあるようです。

私の考えでは日本語は、上澄みの上澄みくらいのレベルにならなければほぼ将来役にたたず、ほとんどの人にとっては日本にいる数年間だけ必要なものです。

そうであっても、新しい言語を学ぶことは、仕事の役に立たないとしても、考え方の多様性だとか、情報源がちょっと増えるなど大切なことだと思っています。

それでも、この状況下で学生を集めることには反対です。

会社としては何もしなければつぶれるだけなので、新規事業に取り組んでいて、今週先週とパートナーとなりそうな企業とミーティングをしてきました。

相手方はまだ立ち上げたばかりの小さい会社ですが、チームのほぼ全員が最低でもMBAを持っているようなお方ばかりで、Ph.Dもいるし、謎に優秀な集団です。

もともと政府で働いていた人もいて、各国の外交官などがお客の中心だそうで、これには「えらい人いっぱい知ってるんだ」とほざくことが多いうちの社長も黙りました。

きっかけは、2~3年前にハノイ近郊である肉体労働で私の専門を生かしたボランティアをしたいと探し回ったところ、その会社の前の経営者だった人が来て一緒に汗水たらしてスコップで穴を掘ったことがきっかけです。一緒に穴掘ってた頃は、そんなすごい人たちとは全然知らなかった。

彼女たちに刺激を受けて、うちの会社の新規事業の中心スタッフももともと頭がいい上に、どんな仕事でもこなしてきたのですが、さらに活性化してきています。しかも日本語のレベルが高いことで採用したのですが、英語までできることがわかりました。

無料の戦略&人材開発コンサルを受けているような感じです。