教育改革中

前の送り出し機関もそうでしたが、一人の先生が1クラス見ているというのが送り出し機関の中で多いのではと思います。

メリットとしては、一人の先生が学生ひとりひとりのことをよく理解できること。

デメリットは先生のレベルで学生の能力も決まってしまうことや、先生の発音をみんながマネしてしまうこと。

発音に関しては日本人教師などが入って発音を矯正しても、より長時間一緒にいる先生の発音を真似してしまう。その先生の発音を治すことも必要だが、長年の習慣や能力によってなかなか治らない。

今まで先生たちの面接には私は絡んでいなかったので、今度からそういう先生を採用しないようにしたい。

ただ、優秀な先生だけ揃えられたとしても、1人の先生から教えてもらうのは良くない。いろんな先生が入ることで、先生同士の相互チェックやコミュニケーションが生まれたり、いろんな経験や勉強方法の話なども効けて良いのではと思います。

そこで、今週からいろんな先生が入るような教育方法をやってみていますが、最初なので結構うまくいかない。時間割もそれに合わせて変えたりしているし、先生が次どこに入るのか忘れていたり、宿題などに関しては誰が責任をもって出してチェックするのかまでなかなかうまくいかない。

今先生が3人しかいないのにコレでは、コロナが終ってもし増えた場合にやっべぞということになるので、そうはならないように毎日改善。

先生が間違えずにクラスに入っているかや、授業と授業の合間に自習時間も設定しているので、そこでの取り組み方とかはどうかなど、毎日ちょくちょく確認しに階段上ったり下りたりしているので結構大変というか、気がそわそわ。

自分ひとりで全部コントロールできるわけではないので、先生たちがひとりひとり考えて動けるようなサポートのつもりなので、最初だけ導入時の混乱としてこういうことはあるでしょう。

こういうひとつひとつの取り組みや改善を重ねていって良い教育ができるようにしていきたいです。