元気がなくなって挫折しそうでしたが、元気になったら何でもできる気になってきた。

先週というか、今週早速、学生生活を挫折しそうになってしまった。

コースは一週間ごとに区切られていて、ベトナム時間の木曜日の昼くらいから新しいユニットが開始して、次の週の木曜日の11:55までに課題を提出する。

すなわち、水曜の夜か木曜の朝の出社前までに提出していなければならない。

課題は基本4つあり、

1.ライティング(2~3ページのリサーチペーパー)

2.英単語で250~750ワードくらいでディスカッションのお題に対しての意見を述べて、クラスメイト最低3人の意見にコメントする。

3.お題に対して500ワード以上で、いろいろ調べながら自分の意見を述べる。

4.クラスメイトたちのライティングの課題を、決められたやり方で評価し意見を述べる。

と4つなのですが、このほかのリーディングの課題があって、だいたい毎週100ページくらいのテキストや参考資料を読む。これを完全に理解していないと、上記の課題にたどりつかなく、お題に全く答えられない。

困っているのは、英語の文章は理解できるのですが、頭に全然入ってこないこと。そして、読んだ先から、前に書いてあったことを忘れてしまうこと。

これは長い英語の文章を最近読んでいなかったからというのもありますが、日本語でも技能実習の仕事をやりはじめたばかりのころに、運用要領などを読んでもさっぱり頭に入ってこなかったことと似ている。

仕方ないので、何度も読んだり、ノートテイキングしてみたり、それをマインドマップにしてみたりと試行錯誤している。

しかし先週は木、金あたりまでそうやってコツコツやっていたのが日曜に体調を崩し、それが一昨日の水曜日まで続いてしまって、スピードダウン&勉強時間も少なくなってしまった。

なんとか食らいつきたかったが、ディスカッションのざっくりしたお題に、「これを求められているのかなあ?いや、こんなことを書いたらバカにされんじゃね?」みたいなことを考えると先に進めなく、考えているだけで時間が刻刻と過ぎて水曜日になってしまった。

そこでなんとかディスカッションの課題はクリアしたものの、その他のものができなく、「もうムリだ…。いっそドロップアウトしてしまおうか…」と悩んでいましたが、木曜日に体調が回復して元気になると、こんなことは挽回できるという気持ちになってきました。

たとえ今回のコースのGPAが学校に求められるレベルを下回ったとしても、英語のリーディング力や、課題のざっくりしすぎたお題を読み解く力、特定のフォーマットに従ってリサーチペーパーを書く力などはできてくると思うので、今後の勉強の時間も短縮できて、仕事、子育て、学業の両立?はできると思う。というか目指します。

やっぱ元気が大切だな。元気があればなんでもできるというのは本当だな。

 

大学院の第一週目の課題の終わりが見えてきた

が、この生活続けられるんだろうか…?

 

ま、今は本当に大変。ペーパーの書き方も完全に忘れているので、APAスタイルって何?というところから始まっているし、課題の「お題」の意図や内容の理解もよくわからん。

 

課題があっさり過ぎるので、素直に課題の問いに答えると、「私はこう思う。なぜなら●●だからだ」と一言で済んでしまいそうになる。

 

それではいけない。どんんああっさりしたお題でも、求められるのは英単語で500単語だったり750単語。日本語にすると1000文字くらいになるんじゃないかな?原稿用紙で2枚半か。

 

このブログに内容のないことをグダグダ書いているくらいなので、一言で済むことを1000文字くらいで表現しなければならない。しかもこのブログのようにくだらないことをグダグダと何回も書くのではなくて、お題を出題者の意図を組んで何か解釈して、それについて論理的に、しかもリーディングで出てきた知識を使って表現していく。

 

ここが日本の勉強と違うところじゃないかなと思う。日本の資格試験を勉強したことがあるが、テキストの知識を問題を解いて確認するような感じだと思う。対してアメリカの大学は、インプットした知識を、お題を通したアウトプットで自分の中に吸収していいって、それを評価していくような気がする。

 

こっちの方が好きだと思っていたが、大変過ぎる。ま、だけど慣れが大切だね。まだ最初の週なのでさっぱりわからん。テキストを理解するのも時間がかかる。知らない単語はほとんどなくても、意味が自分の中に入ってこない。意味が分かったとしても、頭の中に残らない。

これは最初の週だからだね。まだ専門の英文に対する耐性ができていないのだと思う。がんばっぞ。

大学院生活一週間目が終ろうとしていてすでにピンチ。

大学院生活最初の一週間が終ろうとしている。

すべての課題の提出は明日まで。

残っているものはリサーチペーパー。学生時代散々書いてきたものだけど、20年たったら完全に書き方を忘れた。様式すら忘れた。

入学する前に外国人用の英語ライティングのクラスを取りたいといったのですが、私はアメリカの大学を卒業して英語の要件を満たしているので、ダメとのことで、いきなり大海に放り出されたような感じです。

しかも課題のテーマがだいたいざっくりしているので、そこから自分のテーマを決めるのにかなり悩む。

自分の英語力もビジネスの知識も乏しすぎるような気がして、他のいろんな国からきた学生たちがみんなすごい人たちに見え、「これでいいんだろうか、どうしたもんだろうか…」レベルのものを提出したりディスカッションしたりするのに自信が持てない。

まずは能力うんぬんよりも自信をもつところから始めねば。自分のバカをさらけ出すところから。

大学院に入学

先週の水曜日から入学が決まっていたオンラインのアメリカの大学院のコースが始まりました。

しかしその当日から子供が風邪をひいて夜なかなか寝ない、朝早く起きてしまうのが何日か続いて、本格的に勉強体制が整ったのが昨日の日曜日。

アメリカの大学院なので自分でやる課題がタップリ。最初の週から。こういう教育スタイルは久しぶりなので、何していいかわからん。

思い起こせば20年以上前に高校卒業してアメリカの大学に進んだときも、最初の日の最初のクラスは、先生が言っていることが何一つ理解できなかった。

「オーキドーキー!」

ということだけが聞き取れた。

日本で結構英語に自信をもっていたつもりだったので自信が粉々になったのと、大見得貼ってアメリカまで来たのに、すぐに退学になるのでは…という不安から始まったことを思い出した。

今回は働きながらなのでちょっときついけど、やるしかない。

送り出し機関ですが、生き残ってやりますよ。

Facebook見ていると、「コロナで送り出し機関つぶれるだろうね」「ザマミロ」的なコメントとかあってむかつく。

そういう連中は送り出し機関に痛い目にあわされた経験があるんだろうけど、顔ぶれ見るとアホそうな連中ばかりなので気にすることはないが、関係者のひとりとしてむかつく。

しかしまあ、マジでつぶれっだろうね。

ほとんどの送り出し機関は市場が拡大して周りが儲かっているのを見て参入したところだろうから、時すでに遅しで契約している日本の組合や企業も少ないだろうし、そういうところが8割くらいじゃないかな。

まあ、そういうところは吹き飛ぶ。

甘く考えているところも多いようで、レジデンストラックが始まったことから11月くらいには正常化すると思っているようですが、これから経済も吹っ飛んでいくので今までのような需要はあり得ない。

中には生き残りをかけて、「コロナが終ったら日本に行けます」などといって学生を集めて授業料やデポジットをとっているところもあるようですね。応募してくる人がいるかわからないけど、まあ日本には確実に行けないでしょうね。中には手数料前払いさせられて、日本に行けないことになっても帰ってこないなんて人もでてくるかもしれません。

うちは4月の初めから「もう2~3年はダメっすよ。オワコンですよ」と口を酸っぱくして社長に言い続けたので、最初はコロナの影響をナメていた社長も頭のスイッチを切り替えて新規事業に邁進しています。

マジで最低でも東京オリンピック後でしょうね。秋の第二波が来るかどうかわからんけど年末年始をはさんで2か月~4カ月の非常事態宣言じゃないかな。それでコロナが少なくなった春からオリンピックに向けたコロナ駆逐作戦開始。

コロナが終ったころには両方の事業の相乗効果を狙っています。

レジデンストラック

技能実習生業界では、今日説明会の中継のあったレジデンストラックに話題が集まっています。

私の感じたことや、他の人たちも感じたあろうということは、

「ま、無理だな。技能実習生対象じゃないな」

ということです。

技能実習は対象範囲には入っているものの、風呂が共用ではない宿泊施設で貸してくれそうなところはホテルくらいしか思い浮かばない。そうすると、空港から公共交通機関を使わずに無理やり講習先の近くに連れていかなくても、空港の近くのホテルを借りて14日間隔離した方が良いということになる。

そこで心配事は、

1.入国はじめての技能実習生だけホテルで缶詰めにしちゃって大丈夫?勝手にでかけたりしない?部屋の中で料理しない?そういうことを誰が見張ってるの?

2.そのお金誰が出すの?

今は宿泊料が激安とはいえ、こういうの始まると空港近くのホテルだけ値上がりするかもしれない。そうなると少し離れた安いところに、監理団体の人が連れていくことになる。その役割をやりたい人いる?入国前後で検査もしているので、そこから感染することはないと思いますが、家族がいる人は家に帰りたくないし、組合の方も、「2週間事務所にくるな」となるでしょうから、技能実習生と一緒にホテルで待機でしょうね。

ホテル代も安くなっていて3000円の激安だったとしても、3000x14日は45000円。5000円だとすると70000円。飯はホテルの中で料理できないので、毎日ディリバリーや監理団体の担当者がコンビニやスーパーに行くことになるのでしょうか。1食500円だとしても14日で20000円以上かかる。

ホテルと食事だけで65000円~95000円の追加出費。

航空券だってベトジェットで3万くらいと考えていたのが、10万や20万になっていたりすると、7~17万円の追加出費。隔離代と合わせて13.5万~26.5万の追加出費。

3人いれば、40.5万~79.5万。それに監理団体の人の隔離代は誰が負担するのかという話もありますが、もし企業へ負担をお願いするとしたら、47万~89万円。

航空券はフタを開けてみないとわからないですが、便数は週に2便などでしょうから、20万くらいになってもおかしくないですよね。

レジデンストラックで想定しているのは単純労働者ではなく、この間日本からベトナムに行ったようなビジネスマンでしょうね。

日本語プラスアルファ

新しいスタッフの面接をしていると、日本語を仕事に生かすのはほとんどの日本語学習者にとっては難しいなあと感じます。

特に留学生で、4~5年日本にいて、2年日本語学校、2~3年専門学校という人がよくいますが、専門学校でも日本語とオフィスくらいしか勉強していないので、仕事の経験がない場合は採用に至ることはありません。経験があっても送り出し機関で何だかわからん仕事をしていたのを履歴書で盛っているだけだったりして、だいたい書類審査ではじくことになる。

前の送り出し機関にいたときは、書類審査させてくれと何度言っても、朝出社すると、「今日は10人面接です」となっていて、散々面接をした経験上、書類でだいたいわかる。

技能実習も同じで、N3くらいで、「N2相当」などと書いている場合が多いが、日本語はビジネスレベルには程遠い。

今までは彼ら彼女たちにも日本語教師という仕事がいろいろあったと思うのですが、今は送り出し機関も留学のセンターも募集していない。

あとはサービス業となるが、日本人観光客もいないので、日本語を使う仕事を見つけるのは非常に難しいと思います。

実際に採用を考える人は

・ある程度優秀な大学の日本語学科を卒業し、途中で留学やインターンなどしている。

・大学や短大を卒業してから日本に行って、日本語も流暢だし頭も良い。

両方とも元々優秀だった人が機会を広げているだけなのが、技能実習で将来のチャンスをつかんで欲しいと考えているのと矛盾してしまう。

先日面接した人がN1で、見た感じ明らかに常人ではないオーラが出ているのですが、その人ですら日系企業に入社するには日本語の他に英語なので厳しいと言っていました。

確かに日系企業の事務所に行ったり電話かけたりすると英語を使うことが多いので日系企業でも英語が公用語のところは多いと思います。(最近行っていないのでよくわからないが)。

留学生や技能実習生が帰国後に、日本での経験や日本語を生かすためには、やはり日本語だけでは足りない。専門がやはり必要なので、専門学校というのは名前ばっかりで、日本語とオフィスの使い方しか勉強しないようなところへは進学しない方が良い。

ただ、そういう人はそこしか入れないのでこういう学校や留学は禁止して欲しい。2年日本にいて、日本人と専門学校や大学で競争できる状態にならなければ学生ビザの更新なしか、特定技能目指してくださいで良いと思う。

若い頃の2~3年を面白い経験にはなるが、その後のキャリアに生かせないことは結構痛いと思う。なまじ日本語を5年もかけて勉強してしまったがために、プライドだけは高くなり、ビジネスレベルではない割に高い給料や日本語を使う仕事を求めてしまう。

技能実習でもパン屋開業したというニュースが最近よくシェアされていました。自営するなら、他の職種にしても左官や内装とかもしっかり身に着ければ「日本の品質」で勝負できると思う。食品製造工場などは、食品製造の会社に就職すれば役に立つが、後は何も役に立たないので「日本語のできる自分」という思い込みをいったんリセットする必要はあると思う。

本当に一部の人以外で、日本語が役に立つのは日本にいる間だけという現実はある。