2022年以降も外国人材の入国は少ない。

昨日の投稿で、今後数年間の技能実習生の入国者人数を予想してみましたが、重大なことを忘れていました。今帰国できない技能実習生などが、今後帰国できるのかということです。現在の特定活動⇒特定技能のハードルの高い移行ではなく、もっと簡単に移行できる特例などが出てくるのではないかと思っています。

来年4月まで飛行機が飛ばないとなれば帰国できない人数は6万人。1カ月に2回くらいチャーターがとんでいるので、つき700人帰国できるとして、50000人以上が帰国できない。

以前の記事で書いた、「アフターコロナで外国人労働者業界はどうなる」でも予想した通り、このような状況でもし特例で別の職種などに転職できるようになれば、帰国を希望している人であっても、なんとなく居ついてしまう人も多くなるのではと思います。

もし5万人のうち、2万人が永住コースとして居つくことになったとすると、今後の入国者の人数は

 

2019年 8万人

2020年 2万人

2021年 4万人(2020年に入国できなかった人たちが中心。うち、25000人ていどは2020年1月頃までに面接。残り15000人は1月以降にWEB等で面接)

2022年 4万人(2021年に入国できなかった人たちが1万人程度。残り3万人が新規)

と、2020年には新規で3万人ほどのニーズと入国があると考えていましたが、日本に取り残された2万人の労働力でなんとかなっていたりするので、2020年にもこれから面接して新規で入国できるのは1~2万人程度ではないかと思います。

もちろんそうなって欲しくありません。