アフターコロナで日本の外国人労働者業界はどうなる?

コロナ封じ込めで1か月近く感染者ゼロのベトナムでは、アフターコロナなど存在しなく、ただコロナ以前の風景があるだけになりました。

そういう環境にいるため、封じ込めができない前提で、常にコロナと共に暮らしていけないと考える人の多い日本とは感じ方が違います。だからYouTubeとかで、アフターコロナはどうなるとか、ウィズコロナの時代はどうなるいうようなのをもっともらしく語っているのを見ると違和感というか、なにがしかの気持ちを感じます。

西村大臣も語っていたハンマーとダンスのシリーズの最新版の記事が公開されました。

medium.com

今回は外国人材関連にも関係する渡航についても詳しく書かれていますs。

 

片道旅行か長期滞在ならば私たちはまだ旅行できるはずです

とのことなので、外国人入国できるばんざーいという意見があったのか知りませんが、Twitterでは、冷静に「金を落としていってくれる金持の長期滞在者と、労働者は別でしょ。国内の雇用も減るから労働許可も厳しくなる」というコメントもありました。

 

私の考えるアフターコロナの外国人労働者業界は

1.コロナ前入国組では永住コースが出てくる

2.ハードルの低い技能実習制度はなくなる。

のかなあと考えています。

現在日本にいる人たちは帰れるに帰れないので、制限はあるものの転職して特定技能とってねという対策が珍しく早く取られました。帰りたい人もいると思うのですが、海外への引っ越しというのは行くのもかなりエネルギーが必要ですが、帰るのもエネルギーが必要です。

帰れなくなったのでしばらく残っていたら、ずっといちゃったという人がでても不思議ではありません。しかも新しい労働者が入ってこれない分、今の農業みたいに人手不足の業界が出てくるたびに転々とすることになって、危機は何度もあるものの仕事は継続できるような感じで。

2に関しては、新しく入ってくる労働者を制限するために、技能実習ストップしたいんじゃないかなと思います。鎖国している間に数万人単位で入国待機組がでている現状で、入国や入国後講習をどうやってさばこうかと考えている政府の人や、どうやって誰の負担で検疫しようかと考えている人がいておかしくありません。待機している人たちにどうやってとりあえずあきらめてもらって、今後必要になった2~3年後にまた挑戦してくださいと言おうか考えているのかもしれません。

さらに、今後は簡単にたくさんの人数に入国して欲しくないため、ハードルの低い技能実習制度を撤廃して、特定技能をさらにハードルをあげて人数を絞るのかもしれません。それで人手が足りなくなったときにまた技能実習制度を復活させると。

想像ですけどね。真に受けないでください。