ベトナム人女性がロンドンでコロナ感染→プライベートジェットで帰国→即隔離

ベトナムはコロナウィルスの感染者が少ない割に、ネタが豊富です。これはコロナ対策にやりすぎとも思える対策をしているたえ、政府も民間側も行動量も痛みも不安も膨大な量だからでしょうか。

先週の金曜にハノイでの初の感染者Nはイタリア等旅行した後にロンドンから帰国した女性でした。その女性と接触したロンドン在住の女性がコロナのような症状を発症し、Nがコロナ感染者というニュースを見て、プライベートジェットを借りてホーチミンに帰国したそうです。そして現在ホーチミンの病院で隔離され、検査の後コロナ感染がわかったとのことです。

e.vnexpress.netbe

 

他には、ロンドン帰りの感染者Nと同じフライトに乗っていた風力発電会社会長が

濃厚接触の疑いで隔離が決定した後、部下を身代わりに差し出して隔離させたのがバレたなどというとんでもない事件もありました。

www.viet-jo.com

 

元々の発端となる感染者Nがイタリアに行っていないと虚偽の申告をしてベトナムに入国してきたことから騒動に発展したこともあり、首相もお怒り気味で虚偽の申告に対しては厳重に罰するようです。

 

www.viet-jo.com

 

どこかで見ましたが、虚偽の申告で入国して自分から感染した人が亡くなった場合、罰金だけでなく12年の懲役とか。

これは日本人も気をつけた方が良いです。「入国できるかな?」ということが不安で、咳などの症状が多少あっても、「ない」として入国してしまう人もいるかと思います。隔離になった場合は、日本語も英語も通じないところで14日以上も過ごすのを避けたい気持ちもあるでしょう。

でも感染者Nから始まった騒動に巻き込まれた人の数はとても多く、巻き込まれた人ひとりひとりにも生活があり、中にはそれで人生が狂ったり、年寄りなどに感染して死んでしまう人もいて、知らないところで取り返しのつかないことになってしまいます。

ベトナム政府もいままでの対策が海外から評価されてきましたが、今回2人も嘘つきがでてベトナムやベトナム人の評判を下げることになっているので、毅然として対策していくと思います。

 

♦このブログの感想やベトナム人材に関するお問合せはこちらへお願いします。

okuridashivietnam@gmail.com