ベトナム人技能実習生送り出し機関で働く日本人が、クソ監理団体に会った件につきまして
ある日、1通のアホメールが届く
送り出し機関に勤めていたり経営しているベトナム人は、クソ監理団体や、監理団体のクソスタッフに会うことは日常的ですが、私の勤務している会社はウェブサイトやパンフレットなどで、事業ポリシーを書いているため、そうそう悪質監理団体との接触はありません。しかしそういうのをきちんと読まない悪質監理団体や、悪質のくせに悪質だと思っていないのが、ときどきゴミのようにひっかかってくる場合があります。
一昨日、ある新設の監理団体から、突然メールがあり
「今、ハノイにいます。連絡ください」
だけで、どこの誰とかいう自己紹介なし。連絡くれという割に電話番号などの連絡先がない。その時点でまともな日本人ではない感じでした。
メールで電話番号を聞くと翌日電話番号だけ書かれた返信。連絡してみると、遊んでいるような、酔っ払っているような傲慢な感じの声。
こういう人は時々いて、まともな人であったためしがなく、トラブルしか想像できません。トラブルを起こせば、技能実習生や送り出し機関のせいにされるだけで、そういうところと付き合うと金も法定通りの手数料ではできませんし、労力も半端なくかかるなので、不安を感じましたが、声だけで判断できないため、一応丁寧に対応することに。
傲慢で酔っ払いのような電話の声とDQNっぽい理事長に不安を覚える
酔っ払いのような声も「これでしっかりと外国人と接したり監理業務できるのか？」と不安になりましたが、いちスタッフだけが悪質な場合もあり、組織全体の問題でない場合もあります。
しかし理事長をネットで検索したところ、DQNっぽくて、マルチ関係の投稿もあり、一時期大量に助成金がばら撒かれてすぐに衰退した業界の会社を経営していました。そういう人が、外国人材儲かると思って始めたのかとも思い、「これはないな」と思っていました。
しかし、人を声や見かけで判断してはいけないと戒め、きちんとした態度で対応しようと思い、翌日に視察してもらうためにホテルへ迎えにいく約束をしました。
ホテルへ迎えに行くが、もちろん現れず
今日、ホテルへ迎えに行きましたが、予想通りゴミクズ監理団体だった場合、教育センターまで連れて行って帰ってきて食事までしてだと、時間の無駄になりなため、「できれば現れないでくれ」と願っていました。
こういう連中は時間通りに出てくることはまずありません。予想通り、時間になっても現れないため、電話してみると、酔っ払った声で「おお、そうだった」と。
誰かと一緒にいたようで、「ホテルに戻らなあかん。10分くらいで戻るわ」という会話が聞こえ、「会社に案内すると言っていたのに、10分くらいしか時間とっていなかったのか」と腹たちましたが、クズ監理団体だと確定したし、10分適当に話したら帰ろうと思いました。
30分待って電話するとわけのわからない話になる
すぐ来るのかと思って待っていたところ、30分待っても来ない。
30分たって電話してみると、
「今、会社の前ついたよ」
と、わけのわからないことを言い始めました。
待ち合わせはホテルの予定で、昨日から今日にかけて何度も「ホテルで待っています」と伝えていました。
そのうち、
「さっきホテルに行ったけど、あなたいなかったよ」
と言ってきました。
どんなアホが傲慢な態度で来るのかと興味もあって、ずっと外を眺めていたけど誰も来ていませんでした。
また、ホテルから会社まで30分ではいけませんので、ホテルから会社に行っていたことはありえなく、嘘をついていることはすぐにわかりました。
「やっぱり今日だめだわ」くらいのことを言ってくれれば私も帰ることができたのですが、嘘に嘘を重ねて来るようなことを言ってくるのでこちらも帰るに帰れずに困りました。
やっぱり最初から来る気はなく、どこかで酒を飲んでいた模様
そのうちめんどくさくなったのか、一緒にいたと思われるベトナム人に電話を変わりました。オレ、日本人だっつーの。日本人かベトナム人かもわからず、メールや電話してたんかい。
ベトナム人は最初ベトナム語で話してきましたが、日本語で今の状況の話をすると、「すみません、わかりません」とあきらめたようです。
そのうち、別の電話に出たようで、
「今、●●●で飲んでる」
という声が聞こえたので、やっぱり送り出し機関の案内と金で酒を飲んでいたようです。
これ以上話ても無駄なので、取りやめていただくよう丁重にお願いし、わけのわからないことを言っていましたが、堅く辞退しました。
一緒にいたベトナム人はどこかの送り出し機関のスタッフか経営者でしょうね。契約をとるためにケツでも舐めそうなくらいにぺこぺこして、実習生から徴収した金で豪華接待をする。
このようなアホ監理団体にも接待競争をする送り出し機関は多数。そのため殿様になった気分になる。
こういうアホ監理団体でも「お客様、お客様」とぺこぺこして接待して契約しようとする送り出し機関はたくさんありますが、不幸なのは実習生たちです。
受入れ企業も不幸ですが、こんなところと契約する企業もだいたいイカれているので、実習生や、実習生に期待している家族が不幸です。
こんなやつと会ったら数日間怒りが消えずにネガティブな気持ちで数日間過ごすことになったはずなので、来なくてよかったですが、残念なのは、どんなアホなヤツがどんな奴を連れて、どんな態度で来るのかと楽しみに待っていたことです。
2時間以上無駄にしてしまいましたが、こういう絶対に実習生を送ってはいけない監理団体を見つけて、除外していくのも仕事のひとつと考えれば良い仕事をしたと言えるでしょう。
最初のメールと電話から、このようなことは予想できていたので、普段は社長と会社の車で迎えに行くのですが、社長の時間を無駄にさせないように私ひとりで出向いたことも良かったです。
外国人材関連は外国人と受け入れ企業、監理団体や送り出し機関が協力し合わなくては難しいですが、監理費だけとって何もしなく、何かあると送り出し機関のせいにする監理団体もあります。
私の働いているところは、こちらも努力して、お互いが協力し合えるところだけと契約させていただいております。
日本の恥
私が前勤めていた送り出し機関も悪質送り出し機関でしたが、それでも、こういう時間も約束も守らない日本の客が多く、知っている日本人像と違うと嘆いておりました。
送り出し機関の経営者やスタッフのベトナム人なら日々出くわしているのだと思いますし、こうやって日本の恥をまきちらすのは辞めて欲しく、早く爆発していなくなって欲しいです。
下記のニュースのようになることが容易に想像がついてしまう、技能実習や外国人材に関わってはいけない人たちです。普通の企業はこんなところは絶対付き合わないと思いますが、同じ日本の恥のDQN仲間の企業に低賃金で受け入れさせてその分を監理費としてとって、自分たちは何もしなくて訪問やトラブル対応も送り出し機関にやらせるような感じで、このような結果を引き起こすのではと思います。
