ベトナム人技能実習生の送り出し機関で働く日本人が、散髪へ行ってきた件につきまして

日本への出張もあるので、昨日床屋へ散髪に行ってきました。

もちろんローカルの床屋。何の問題もない。

しかし今はテト前で、女性も男性もみんな綺麗&さっぱりになろうと床屋も大渋滞しているようで、いつも行っているところはかなりの人数が待っていた。

仕方ないので、1回行ったことのある客が誰もいない汚い床屋へ行ったら、テト前にも関わらず客はいなかった。

椅子の上に散らかっている髪の毛をドライヤーで吹き飛ばしたところに座り、散髪スタート。

弟子みたいな若い人に私の髪の毛を使って、切り方を指導しながらでしたが、10分もたたないうちに完了。

 

ベトナムの床屋はお値段いくら?

今回はシャンプーなしで5万ドン也(250円くらい)。いつも行っているところはシャンプー込みで6万ドンだったところが、最近は8万ドン(400円くらい)に値上がりした。

はじめてベトナムで床屋に行ったときは、安さに驚いた。

当時のベトナム人同僚が「お兄ちゃんが床屋やっているので、紹介する」と、日本人の同僚と一緒に連れていってもらい、5万ドンと言われていくらなんでもそんなに安いはずがない、友達価格で安くしてくれているんだと思って、10万ドン渡しました。

一緒に行った日本人の同僚は、1年くらい切るのを我慢して、結構めんどくさい注文つけて時間もかかって5万ドンで、「腕も確かだし、こんなに安いはずがない」と20万ドンを払っていました。のちに5万ドンというのが普通の値段だとわかりました。

路上で椅子と鏡を置いてある散髪屋は私は行ったことがありませんが、もっと安いようです。

 

ベトナムの床屋の腕はどうか?

海外に行く日本人は現地の床屋や美容室にケチつける人が多いですが、私はこちらの床屋は腕がいいと思います。仕上がりもだいたい満足だし、手つきが完全に職人の手つきで、日本人の床屋や美容室の若い人たちに勝るとも劣らないと思います。

これはやはり経験ではないかと思います。日本の床屋や美容師が1日に何人の頭をいじるかわかりませんが、こちらは5分や10分で一人仕上がって、だいたい次の客とかいるので、1時間で6~10人、1日8時間とかではなく10時間や12時間くらい働いていてもおかしくないので、1日に60人~120人くらいといったら言い過ぎですが、1日にかなりの人数の頭をいじっているのは確実です。下手したら日本人の床屋が1日でさばく頭を、1時間以内でさばいていると思います。しかし昨日行った床屋のようにテト前にも誰も客がいないところもあります。

こちらの男は、2~3週間おきに床屋に行っているようで、常にさっぱりした頭をしていますので、日本とは頻度が違うも常に客がいる理由だと思います。

私も髪を切って3週間もたたないうちに嫁に、「床屋に行ってこい」と言われて数週間おきに嫌々行っています。

嫁が、日本人の男とその他の国の男を見分ける方法として、頭がボサボサしているのは日本人だと行っていました。「日本は散髪代が高いからボサボサしているのか?」と言っていますが、私は「ファッションなどで何等かのこだわりがあってそういう髪型なのだ」と説明してあります。

日本人の中には海外での散髪は「刈り上げにされるから嫌だ」という人がいたり、刈り上げをバカにする人が一定の割合でいます。刈り上げをバカにしてマウント取る人は、そのボサボサの頭の中はどうなっているんだろうか。郷に入りては郷に従えだ。

 

 どうやって注文するの?

過去に散髪したばかりの頃に撮った写真を見せれば大丈夫です。最初に行ったときは、過去の散髪写真がなかったので、ハリソンフォードの写真を見せました(実話)。

 

結論:ベトナムで散髪しても何の問題もない。腕はいい。刈り上げに関しては特に。アンチ刈り上げの人にとっては、刈り上げを憎んでいることをうまく伝えることができないと有無をいわさずバリカンが入る恐れあり。