ベトナムはコロナとの戦いの第二フェーズを乗り切れるか?

ベトナムでは3週間ほど前から、コロナの第2波が来ています。

金持のベトナム人がイタリアに行っていないとウソをついてロンドンから帰国したところから始まって相当批判されましたが、今思えばあれは第2フェーズ突入の号砲で、しかも派手に取り上げられていたため緩んできた空気も一変する機会になったと思います。

ベトナムではほとんどの感染者が外国人や海外帰りなので、即隔離していますが、今は3月7日までさかのぼって入国者を探し出して隔離しようとしていますが、完全には足取りを追えていないようです。

日本から下記のフライトでベトナムに入国した人の行方も追っています。

日本からベトナムへのフライトで感染者が乗っていたことが確認されたため、ベトナム政府は下記のフライトでベトナムに入国した人を探しています。

当然隔離になると思うので心配かと思いますが、そのままですと会った人たちや訪問した会社、ホテルやお店などが次々と隔離、封鎖となり大きな影響を与えてしまいます。

3/19 ANA NH831 成田→ホーチミン

3/20 JAL JL751 成田→ハノイ

18日から外国人の入国には陰性証明書が必要のため、日本人はほとんどいないと思いますが、入国できた人もいたようです。

連絡先はわかりませんんが、日本大使館のコロナ対応の連絡先に連絡したらよろしいかと思います。

 

ホーチミンでも、3月17日のセントパトリックスデーのパーティで、危機感のない外国人たちが集まり、そこから集団感染が発覚して、それも足取りを追えていないところが怖いです。

もっと怖いのは、日本では先週の3連休で気分が緩んでこういう集団感染になりやすい状態が多くあったことや、外国人や海外帰りの人を強制隔離しないで、ほぼスルーなのが恐ろしいです。

東京の封鎖の可能性が取り上げられていますが海外帰りは東京だけでなく、地方の実家に帰ったりしていますので、地方からも出てくる可能性があります。

今は中国からだけでなく、世界中からコロナが出入りする第2フェーズに入っているので、今後1~2週間が心配です。

こちらの記事で

headlines.yahoo.co.jp

非常識を承知で分かりやすいようにミサイルで例えると、1月から2月上旬は短距離ミサイルが5~10発命中した程度ですが、この3月のパンデミックの状況というのは空から次々と焼夷弾が降ってきているような状態です。そこで「火事を一つ一つ止めないといけない」というようなのが今の状態です。

 と、北海道大学大学院医学研究院教授の西浦博氏が皆で行動を変えて乗り切れるように呼び掛けています。