コロナ対策で重要なことは、最初の一撃で仕留めることだと思う件につきまして。

日本の非常事態宣言はまずは5月6日までと言っているけどありえないでしょうね。

「早く普通に戻してくんないかなー」

みたいな他人ごとのような人は、自分の家族や親しい人が亡くならなければ、事の重大さに気が付かないのだろうか。

私は自分の仕事に直結するため、コロナ関係の情報はかなり目を通していて、自分を含めて人がどのような行動を今すればどんな効果があるのかというのはわかっているつもりですが、あまり興味のない人たちにとっては年寄りの風邪程度の病気で政府が勝手に決めた制限みたいに感じているのかもしれません。

今朝読んだこれらの記事の通り、コロナ対策で重要なのは最初の一撃を食らわすことです。

こちらは以前拡散された「ハンマーとダンス」という記事をわかりやすく解説したものです。ハンマーで一撃加えて、平らになったところを持続的介入(ダンス)で、実効再生算数を1未満にしていくことです。

news.yahoo.co.jp

 

こちらは発表されているデータからのみのシミュレーションなので正確な数字ではないとのことですが、考え方として書かれています。

medium.com

 

これらの記事によると、人との接触を8割減らしたとして、また一カ月後に解除しても、ピークが一カ月延びるだけで、結果は同じようです。

効果を出すには、やはり60日や90日の外出制限で一撃を加えて、その後持続的介入を行っていかなければなりません。

日本の場合はいろいろな産業の顔色を窺っているのか、必殺の一撃とまではいかず、ジャブを小出しにして、自粛や制限の中での生活が長期にわたって続いていくようになるのではと心配です。

こちらの記事によると、パンデミックに早く、強い対策をするほど経済は強く回復できるという内容です。ベトナムは、動きが中国並みに早かったし、感染者も少ない中、現在の全国民自宅待機要請でさらに一撃加えているため、今後のベトナム経済の回復、発展を期待しています。

gigazine.net