9月の日本ベトナム間のベトナム航空のチケットがキャンペーン価格で買えることから考えたこと
Twitterで、コロナが終ってしまうと会社が始まったり、通勤電車に乗らなくてはならないし、出たくもない飲み会などに参加しなければならないので、実はコロナが終って欲しくない日本人が多いというような投稿もありました。私はあまり見ていませんが、緊急事態宣言の解除前後には結構そういう投稿があったようです。
満員電車も上司の目もなくのびのび仕事できて、面倒な飲み会もない、お給料は安定的にくれるし国はオマケで10万円もくれた、引きこもっていれば感染する心配も殆どない、不謹慎ながらこんなハッピーな状態がずっと続けばいいのに、と思っているホワイトカラーは意外と多い気がします。 https://t.co/2VvjV8hNPY
— kelen (@kelen95299981) May 27, 2020
コロナと勤務体系
— 非モテだい@withコロナの恋愛活動 (@dai_dai_503) May 27, 2020
金融日記では自粛と緩和を繰り返すバランス型より、完全封じ込めの方が日本経済上手くいくと言う。自分もそう思う。しかし、俺はサラリーマンなので、テレワークが一般化しそうな、今の方がありがたい。
日本人はコロナが今急に居なくなったらめちゃくちゃ怒るしガッカリする、コロナのお陰でめちゃくちゃ楽になったもん、公然と怠けられるしサボられる、神風だよ、今急に居なくなったらめちゃくちゃ怒るよ https://t.co/LvT2fUh72T
— アラ太郎ちゃん♡ (@mousukosikane) May 27, 2020
日本はベトナムや台湾、ニュージーランドのようなコロナ封じ込めを目指すのではなく、政治家が「共生」というワードを発していることからも、これからもコロナと付き合い続けていくという方針は感じられます。
共生とは「新しい生活様式」で生活し、その範囲内で制限された経済を回して、第2波や第3波が封じ込め国に比べると起きやすいため、数回にわたる緊急事態宣言の覚悟が必要です。
上のTwitterのような本音を言える人はなかなか少ないかもしれませんが、結構今後の経済状況やコロナの感染状況にはおびえながらも、本音ではコロナにいなくなって欲しくない人も多いことでしょう。
ネット上で「ウィズコロナの時代の〇〇」みたいなことを知った顔で語っていた人たちも、コロナがいなくなってしまっては自分たちの未来予測が当たらなくて恥ずかしい思いをするかもしれません。未来予測はだいたい外れますからね。
また、上のTwitterにも書いてありましたが、コロナ関連産業も盛り上がってきたため、コロナを撲滅してしまってはせっかく準備したものが無駄になってしまいますので、そういう人たちにとっても、せめてワクチンができる前までは稼ぎたいので、コロナ撲滅ではなく「ウィズコロナ」でないと困る人たちも多いかと思います。
コロナ封じ込めのベトナムでは、経済的なダメージの痕跡はまだ至るところで残っているものの、見た感じはコロナ以前と変わらなく、「ウィズコロナの時代」などなかったと感じます。
ウィズコロナでの生活様式と、ベトナムのようなビフォーコロナの生活とどっちが良いかといえば、完全にコロナのいない世界の方が良いと私は感じています。こちらでは渋滞はあっても、別に会社行くのが嫌だとか、飲み会につきあわされるのが嫌だとかそういうことはありません。
が、ひとつだけありました。コロナが収束して元の世界に戻ったときに、これだけは元に戻って欲しくないもの。送り出し機関で働く人には特についてまわることですが、
「日本出張」
です。
別に日本に行くのが嫌だとかないですし、たまには行きたいですし用事もありますが、送り出し機関の日本出張は結構大変で、1カ月近くも家族と離れて日本全国安ホテルに泊まって、安い交通手段で移動するような感じで、本当に大変で疲れるし、食べ物も外食ばかりなので気をつけても体調も崩しやすい。
コロナ以前から新規の営業もだいたいはスカイプなどで話し合うことが多かったですが、やはり空気感を共有したいので、私は実際に日本に行って会って話すことを大切にしています。
だいたい2~3か月おきに出張があり、最後にいったのは1月なので、コロナがなければ4月にも行っていたでしょうし、来月くらいにも出張の準備をしていてもおかしくありません。
日本に出張に行かなくて得たものは、プライベートでは家族の時間と健康ですし、仕事では学生たちとのコミュニケーションや教育に継続的に関われたことや、コロナでの危機感もあったため、社内での取り組みなどに継続して関われたことでしょう。
ベトナム航空は7月いっぱいは運休と発表されていますが、今は5日間限定のキャンペーンをやっていて、9月以降の日本ベトナム線のチケットが3万円代で買えます。
まだ政府同士での話し合いの結論は発表されていないので、航空会社は何らかの情報をつかんでいるのか、金がなくなって金集めのためにチケット売り出して、9月になって飛べなかったら変更してもらうなどかなと思います。
これは規約よく読んでおかないと「もし飛ばなくても返金できませんよ」というパターンかと勘繰りもしてしまいます。
しかも毎日飛ぶ前提になっているので、本当か!?と思います。