Go Toトラベルで外国人材業界(特に送り出し機関)に完全にトドメ

コロナにトドメを刺してくれよ~!と泣きたくなります。

正気の沙汰ではありませんね。もはやギャグです。アメリカのトランプやいろんな知事や市長のことを見て「アメリカじゃなくてよかった~」と思っていたら、日本もやはりミニアメリカみたいな感じです。

コロナへの対処で業界ごと、それに君臨する大物政治家たちでまとまりがないのでしょうね。

Go Toトラベルによって、培養されたコロナが各地へ広がっていくでしょう。

「日本人死なないからいいじゃないか。風邪と一緒」

という人もいるのですが、たとえ日本人にとって風邪と一緒でも外国ではパタパタと人が死んでいるので、そんなコロナ蔓延国との出入国を再開したいという国がどこに出てくるでしょうか?

技能実習生の入国は早くて10月、遅くて来年のオリンピック後と考えていましたが、コロナの蔓延で結局はより厳しい非常事態宣言をすることになって経済にトドメをさされてしまい、今後の外国人労働者などの入国は永久にないかもしれませんね…

タイ国際航空が10月24日まで日本便の運休を決めたので、ベトナムもそれに続いて10月も飛ばないでしょうね。

出入国を再開するための日本がとる選択肢は3つ。

シナリオ1.ベトナムや台湾、NZ、タイなどのコロナ撲滅国への出入国はあきらめ、アメリカやヨーロッパ、フィリピン、インドネシアあたりの蔓延国同士で緩和する。べとナムは当然そんなところに人を送り出せないので、同じ蔓延国のインドネシアあたりからの人材が先に入国するかもしれない。

シナリオ2.もう一度非常事態宣言。前回の反省を踏まえて今度はトドメを刺すくらい激しくして、3~4カ月。そこから0になるのに追跡体制が整っていればもう2か月。そこから30日間ゼロにすして、かかるのは7~8カ月。

非常事態宣言が8月1日から出たとすると、やはり3月か4月。8月は夏休みでGo Toトラベルキャンペーンのまっただ中で、9月にすると、4月か5月だけど、感染者が爆増しているはずなので、非常事態宣言の期間ももう1~2か月かかるかもしれない。そうすると5月~7月くらいかな。

シナリオ3.もう非常事態宣言はコリゴリだということで、韓国式でロックダウンをしないで検査追跡体制を整えて感染者を減らす作戦をとるかもしれない。そうすると非常事態宣言より長くかかり、2月からやっている韓国も今でも日に50人くらいで、台湾にも拒否られて出入国の緩和はなかなかしてもらえていないので、日本も5カ月後の12月くらいにも50人程度にできても出入国の緩和はしてもらえない。

そこからゼロに張り付かせるためにさらに6か月かかるので、現在検査追跡体制が整っていても1年近くかかる。

残念ながら韓国のような体制が整っていないので、それを整えるのに2か月程度かかったとして、13カ月。来年の8月か。非常事態宣言なしでこんな早くうまくいくとは思えないので来年の年末頃と覚悟しておいた方がよさそう。

 完全に終わったな。

うちの会社では2年間我慢しようという話はしていたのですが、2年で済まないな。経済的なダメージも相当大きくなる。