ベトナムでの自炊は大変

日本でも自炊していましたが、結構便利な製品がスーパーに売ってますね。肉は薄切りになっているし、カット野菜もあるし、カットされていなくてもかなり綺麗な状態で売られている。チューブ入りのニンニクや生姜まである。パック入りで茹でるだけとか焼くだけみたいなのもあり、料理した気になるけど実は温めているだけというのもある。

モヤシも日本では洗わずに袋からどばっという人もいると思うのですが、ベトナムでは洗うと水がある程度ねばっとするので、2回くらい洗い、豆の殻もついているので、手で取る作業が必要です。

肉も塊なので、日本では最も手間暇のかからない豚キムチモヤシを作ったときには、まず肉を切りやすくするために包丁を研ぐところから始め、モヤシを何度もあらい、殻を取るという恐ろしく手間と時間がかかりました。このため、豚モヤシキムチ炒めはそれ以来作っていません。

ニンニクも大変です。日本のニンニクはだいたい中国製で粒が大きく、皮もペロっと向けますが、こちらはそういう中国製もありますが、妻が嫌がるので国産の小粒ニンニクです。小さいので3つか4つ使ってようやく中国製1粒くらいの量なので、皮をむくのが大変です。しかも粘りがあって皮もむきにくく、本当にチューブ入りのニンニクなどが欲しいところです。

野菜もスーパーで売っているのとかは、きれいな状態で売られていますが、私が契約している有機野菜のディリバリーは畑から取れたままの土付きの状態で送られてくるので、食えるとことろ食えないところを選別して、それからよく洗ってと、日本では考えられないくらい自炊のハードルが高い。

ベトナム人はみんな外食していると思われていますが、タイやインドネシアはそうかもしれませんが、ベトナムは外食も安いわけでもないので結構みんな自炊しているようです。