救世主の新スタッフ現る

書類部に履歴書を作ってもらったり翻訳してもらうだけだと、その人の背景やストーリーが全くわからない。書類担当としては、書類作るのが仕事だし、入管に通るような書類さえできればオッケイみたいな感じでしょうが、採用する側としてはそうはいかない。

やはり細かい経歴やスキルや背景をしって判断したいもの。ほとんどの場合は技能実習生などの面接のときに、書類でもそういうのが一切わからず、面接しても同じような自己紹介しか話さないし、通訳介して質問してもこう答えろと言われた通りにしか答えないので、金太郎アメのように見えるのでまあ、どれでもいっか。一番かしこそうな人を。早くお姉ちゃんのいるところに遊びにいきたいしね。となる。

現在の収入とかも判で押したように2万とか3万と書いてあるけど、貧乏だから雇ってやると思ってもらえるようにわざと書いてるのかな?給料は2万だけど、実は家の周辺がマンション建設のために実家や持っている田んぼが1㎡20万とか30万円で売れてウハウハじょうたいだというところまで書かなくてもいいと思うのですが、エンジニアだと日本に行く必要ないくらい給料もらっていいる人とか結構いますからね。

その辺を調整するのが我々日本人スタッフの役割なのですが、最近採用した未経験人材は、こういう当たり前のことを頼まなくてもしっかりやってくれて助かる。

良い意味で業界の常識を知らないので、「こんな人面接に参加させたらやばいんじゃないですか?」とか、「こんな優秀な人が、日本でこの給料で働くわけがない」などということを情報スカスカの書類から察知して、教えてくれたり本人に確認してくれて詳しい人となりがわかってくる。

しかも何でも屋さんみたいにいろいろとやってくれて助かる。