【勝手な予想】日本のコロナ収束は10~12月。外国人材の受け入れの再開は最低でもオリンピック以降。

2週間ほど前に再放送のあったワールドカップの日本とスコットランドの試合を見て、お互いの素晴らしいプレーへの感動が蘇る一方で、ポストコロナやウィズコロナの時代を考えると密集、密着のスポーツで、大勢の観客が来るような大会はできないと考え「こんな時代は二度と戻らないんだ…」と感傷に浸っていました。

しかし昨日仕事の帰りにオッチャン達が半裸で密集してビールを飲んでいる満席のビアホイを見て、「え?そんな時代戻ってる?」となりました。あのとき感傷に浸った気持ちは何だったのでしょうか?

コロナ封じ込め国のニュージーランドでもプロラグビーが始まるようで、国際試合でもオールブラックスやワラビーズの試合は組めそうです。コロナ封じ込め国では、早くも日常が戻りつつあります。

韓国も最近クラスターを出してしまいましたが、追跡⇒検査⇒隔離の体制ができているので想定内なのではないでしょうか。ただナイトクラブのオープンは早すぎましたね。

日本がいつ収束するか考えてみます。

感染爆発していないので、非常事態宣言が明けたら日常に戻っても良いのではと思います。ただし、追跡⇒検査⇒隔離の体制が整えばですが。

検査能力を拡大させても法的に追跡や隔離が難しいようなので、これも濃厚接触の疑いをかけられたものは「自発的に」GPSデータを提供したり、無症状や陰性であったとしても「自発的に」自宅待機やホテル待機が落としどころになっていくと思います。

この「自発的に」というのは、相互監視や村八分圧力なども含んでいるので、ちょうど大阪が自粛しないパチンコ屋の名前をバラして私刑させたような感じです。

ただ、国民の意識をここまでにするには、追跡、検査、隔離の重要性を国民の間で十分に認識してもらう必要があるため、今まで「検査すると医療崩壊する」という説も大きかったため、理解してもらうのに時間はかかるでしょう。

5月末の非常事態宣言の解除時に、ほとんどの人がこういう意識を持てれば、振り下ろしていたハンマーを引き上げて、ダンス期に入っていけるのではないでしょうか。ハンマーの非常事態宣言の期間も地獄。ダンス期も別の意味で地獄。

ダンス期がいつまで続くかといえば、韓国で感染が広がったのが2月の終わりくらいで、2か月半くらいたった今でも新規感染者を毎日ゼロにはできず、クラスターを発生させてしまったことからも、当時の韓国よりも感染者が多く追跡できていない状態からスタートなので、それ以上はかかりそうです。

最低2か月半。でしょうね。うまくやったとして、9月くらいに毎日の新規感染者がひとけたくらいになる。その間は普通に経済回せるけど、村八分が怖くて出歩かない人が多くなるかな?そうすると、1カ月くらいで済むかもしれません。自粛が終っても自主的自粛で外国のロックダウンと同等になってしまうかもしれません。

それでもひとけたでもいるうちは、今の韓国みたいにクラスターを出す恐れがあるので経済は完全復帰はできないので、20日間くらいひとけたになるためには、1~3か月くらいかかるので、10月~12月くらいの間に収束という形でしょうか。

そこですんなりインバウンドや外国人労働者を受け入れるかといえば、ここまで痛い思いしてゼロにしたのをまた痛い思いする可能性のある外国人は入れないのではないかと思います。特にオリンピック終わるまでは。

オリンピックに向けて人手不足になるかもしれないが失業者も多くでてきているからなんとかなるでしょうし、うかつに国境を開いてオリンピックを再びダメにしたくないのではないでしょうか。

また、長い間よそ者を相互監視する習慣がついているはずで、東京から来ただけでも田舎では警戒するようなので、新たに外国から来た人を受け入れられない雰囲気は残るのではないでしょうか。

日本の経済状況がコロナ以前通りだったとしても、我々の関わっている外国人労働者は最低でも来年の9月頃まで仕事にならない。

倒産や失業がいろいろな業界で増えてしまって回復に時間がかかるとすれば、来年9月どころか、2年、3年かかってしまう。

我々外国人材に関わる人はこのようなリスクを想定しておかないと、候補者本人や受け入れ企業や関係者すべてに迷惑かけてしまうことになる。